多くの方は五反田は風俗の町だと思っていませんか?「五反田は商業地だし、住むには不便だよ」という声も聞かれます。しかし実際はそんなことないんですよ。
五反田に詳しい方ならお分かりだと思いますが、五反田は意外と地味な街なんです。
東五反田や池上線高架下付近は、どこか新橋に似ています。東京卸売りセンターに向かう人などで朝夕は賑わっています。
その一方で、西五反田などに歓楽街はありません。駅まで遠いため最寄駅は「不動前駅」になってしますんです。五反田まで歩いて、通勤定期代を”浮かす”サラリーマンも多くいるという噂です。
その五反田の歴史についていくつかご紹介。
五反田のど真ん中を通っているのはご存知「目黒川」
目黒川は、三宿周辺から天王洲アイルまでの全長約8キロの川。
その目黒川を挟んで南北に展開するのが五反田です。
五反田を通るメインストリートは、「中原街道」です。北条氏の時代に本格的整備されたとされるこの街道は、後に徳川家康によって東海道の脇街道として機能していたそうです。
それまでどちらかといえば「地味」な印象の五反田ですが、日本鉄道が品川〜赤羽間を開通させてから26年後の明治44年、山手線の五反田駅開業で一気に花咲きます。その後更に池上線が五反田に乗り入れ、都営浅草線は、それからずっと後の昭和43年に五反田に乗り入れています。都内の交通の要所として「五反田駅」はその存在感を示します。
更に平成20年には五反田駅西口に「アトレヴィ五反田」がオープンし、ビルには「成城石井」などが入居。また、東急駅ビル「東急五反田ビル」も、同年「レミィ五反田」としてリニューアルしました。